歯周病と認知症の関係とは~予防歯科が認知症予防に貢献する?~

皆さん こんにちは。
伊勢原市からも好アクセスの厚木市の歯医者【愛甲なのはな歯科】です。
 
近年、高齢化とともに認知症患者は増加傾向にあります。
日本は高齢化が進んでいるため、今後も認知症の患者数は増えると予測されています
 
最近の研究では、認知症は歯周病と深い関係があることがわかってきました。
歯周病は、細菌による感染で歯ぐきに炎症を起こし、歯ぐきや歯を支える歯槽骨を溶かす病気です。
進行すると歯が抜けることもあり、日本人が歯を失う原因の第一位となっています。
 
今回は、むし歯や歯周病を予防する予防歯科が、認知症予防にもつながることをお話しします。

当院の予防・クリーニング>

 
 

お口の適切なケアで認知症予防の効果が期待される

研究は、要介護認定を受けていない65歳以上の方を対象として、認知症による要介護認定状況を4年間追跡調査したものです。
その結果を見てみると、歯がほとんどなく入れ歯などの義歯を使っていない方は、20本以上歯がある方にくらべて、認知症の発症リスクが1.85倍高くなりました
 

(参照:J-STAGE「歯科から考える認知症予防への貢献」p2-230)>

 
歯を失うと、しっかり噛むことが難しくなり、咀嚼(そしゃく)による脳の認知領域への刺激が減ることで認知症になる可能性があるのです。
歯周病は、歯を失う一番の原因であることから、むし歯や歯周病を予防する「予防ケア」で歯を1本でも多く守ることができれば、認知症を予防する効果が期待できるでしょう。
 
 

20本以上歯があればほとんどの食べものが食べられる

大人の歯は親知らずを入れると32本、親知らずがない方では、28本です。
人は、20本以上歯が残っていれば、ほとんどの食べものを満足して食べることができるといわれています。
 
しっかり噛んで、好きなものを食べることができる健康な歯があれば、認知症を予防できる可能性があるのです。
 
 

予防歯科で清潔な歯を維持して健康な毎日を

予防歯科とは、むし歯や歯周病になってから治療をするのではなく、ならないために定期的に歯科医院に通って予防ケアを行うことをいいます。
かかりつけ医がない方は、認知症の発症リスクが約2倍にも上がることがわかっており、定期的に歯医者に通院することが大切だといえるでしょう。
 

参照:J-STAGE「歯科から考える認知症予防への貢献」p4-232)>

 
小田急線「愛甲石田駅」から徒歩1分の歯医者「愛甲なのはな歯科」では、患者さんに合わせた予防ケアで、しっかり噛める健康な歯を保てるようにサポートいたします。
当院では、3~4ヶ月に一度の頻度でのご来院をおすすめしています。
 

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